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視界に映るすべてが、見えているとは限らない。
意識の届かぬ場所で 、私たちは日々、世界を選び取っている。
見ようとする意志が初めて、沈んでいた像を浮かび上がらせる。
その瞬間、無数の「見えていなかった存在」が、静かに輪郭を帯びはじめる。
像を留める行為は、見ることの延長であり、同時に、偶然に触れる手つきでもある。
意図して捉えたものの傍らに、ふと紛れ込んだ微かな影。
記憶されずにそこにいた、名もなき気配や、静かに寄り添う他者たち。


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《ウォータースライダー》
2023
PLA樹脂・アクリルガッシュ
64cm/68cm/86cm


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